今回ご紹介するのは、日大の司法科研究室でのゼミの卒業生で、早稲田ローに進学した方です。
文章力がとても高く、大学生の時から合格レベルの文章力を持っていましたが、知識が不安定だったのと、自分の頭で考えることが苦手で、自分の考えに自信を持てないでいたという印象です。
指導体験記
略歴
2020年 日大法学部法律学科卒業
2023年 早稲田大学法科大学院修了(既修)
2025年 司法試験合格
指導内容
・事例研究行政法ゼミ(答案を添削してもらい、他の受講生の答案も参照しながら解説をしていただきました)
・2回目の司法試験不合格後、司法試験の成績を基にカウンセリングを行い、司法試験までの月ごとのおおまかなスケジュールを立てていただきました。
大学時代から司法科研究室で何度も答案を見てもらっていたので、私の知識面や文章力の特徴を理解していてくれていました。
そのため、知識をきちんと答案で使えるようにするため、年内は予備校のインプット講座を受講することから始めました。
その後、年明けから毎週系別で司法試験論文の過去問答案を添削していただき、月末に特にできていなかった科目をベースに全体の講評をしていただきました。(毎月7通、カウンセリング1回×6ヶ月)
良かった点
・答案を提出してから基本的に3日以内に添削が返ってくるため、答案を書いた記憶が新鮮なまま復習をすることできました。
・精神的に不安定になることもありましたが、LINEやカウンセリングで親身になって話を聞いていただけて心強かったです。
・自分で過去問を書くのが苦手だったので、毎週答案提出債務があることでペースメーカーになりました。
答案を書くためには勉強しなければならないため、自然と勉強時間が増えました。
改善した方がいい点
特にありません!
添削について
・できているところは大きな花丸がついたり、できていないところは客観的な視点を示していただきました。自分では気づけない自分の答案の良いところや悪いクセを意識することができ、向上・改善することができました。
・あてはめが大事な科目(特に公法)では問題文の事実をどう評価できるのか多角的に教えていただき、事実の使い方を学ぶことができました。
・言語化が難しく文章が長くなってしまった部分の言いたいことを読み取り、簡潔な書き方を示していただくことで読みやすい答案の書き方も学ぶことができました。
全体的な総評
3回目受験なのでずっと不安な日々でした。
何かを軌道修正しないと変われないと思い、予備校のインプット講座や重問、答練、泉谷先生の個別指導等の思いつく全てのことを泉谷先生と相談しながらやってみました。人生で1番勉強した期間でした。
泉谷先生にネガティブなLINEをたくさん送り、司法試験を受けにいくのも憂鬱でうじうじしていたところを「もうここまできたらやるしかない!」と泉谷先生に背中を押されなんとか受けにいきました。笑
勉強面だけでなく、精神面でも親身になって支えてくれる先生です!
共に司法試験受験生生活を走り切ってくださりありがとうございました!!!
このように、この方は沢山答案を書くと同時に、インプットも頑張り、基礎的な知識を身に着け、その基礎的な知識を答案にしっかりと反映させるというアプローチをとりました。基礎的な知識がしっかりしたことで、基礎的なことから応用的なことを考えられるようにもなり、結果的に弱点を克服できたと思います!とても頑張っていたので、結果が出てよかったと思いました!
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